多様な昆虫や鳥などが棲める、変化に富む環境として御大師山の一部に整備された「ファーブルの森」。ここで確認される生きものの種類は年々増えています。散策路を歩きながらの自然観察も楽しめるほか、観察飼育舎ではオオムラサキの生態に関する資料が展示され、人工飼育により羽化の様子も観察できます。
●所在地 栗山町桜丘2丁目169番地
●利用期間
4月29日~10月31日(火曜日、祝日の翌日休館)
●入館料 無料
●設備 駐車場30台、トイレ
●問合先 TEL 0123-72-7749
●アクセス
JR栗山駅より車で約5分(徒歩で約15分)
●URL
http://www.town.kuriyama.hokkaido.jp/furusato/
※オオムラサキの羽化は7月上旬~中旬が見頃です。
【国蝶オオムラサキ】
日本昆虫学会により“国蝶”に定められているオオムラサキ。1985年に御大師山でも生息が確認され、栗山町は日本の北東限地域となっています。
滝下地区に生息するオオムラサキは、95%以上の確立で区別可能なことから国内唯一の亜種として1996年に「クリヤマエンシス」という学名が命名されました。黄色の斑点の一部が三日月型なのが特徴です。
この発見を機に、栗山町のシンボルとして自然環境を保護する意識が高まり、町民と行政が一体となった取り組みが開始されました。
1989年には御大師山一帯が環境庁(現環境省)の「ふるさといきものの里」に選定され、オオムラサキの幼虫が食するエゾエノキの植樹、動植物の生育調査や環境づくりなど、自然との共存に向けた活動が今日まで続いています。